越谷周平の「AND-DNA」

AND BOTTOMS、D-N-Aの越谷周平によるブログです。日々のこと、趣味のことやらをマイペースに綴っていきます。

ブレードランナーという名の"名曲"


こんにちは!

D-N-Aであり

AND BOTTOMSのVo&Gtであり

グラフィックデザイナーの越谷周平です。

こちらのブログでは

D-N-Aのこと、AND BOTTOMSのこと、

デザイナーとしての越谷周平のことなどを

自由に書き綴っていきたいと思います!



僕自身のこと、D-N-Aのこと

AND BOTTOMSのことを

色々と知ってもらって

興味を持ってもらえたら嬉しいです!



はい!

ということで今回は…

じゃん。
映画「ブレードランナー」について
色々書いていこうかなと思います。


とはいえ、ブレードランナー好きの人って
かなりの人数いらっしゃると思います。
ので僕の知識で話せることなんか
薄く浅いもんだと思うんですね。


ので、これから書くものは
考察だとかそういう類のもんじゃなく
僕がどう感動したか、
どういう影響を受けたかという
超個人的な内容のものになります。
好きっていう気持ちが書かせてるものです。
映画好きの人は
鼻で笑って読んでやってください。笑


はい、まずはね
「ブレードランナーってなにー?」
ってことになってくるんですけど…



軽く見てもらうのがいいでしょう。

当時のブレードランナーの予告編です。
予告なのにちょっと長いよなぁ笑


もう少し詳しく知りたいよー。
そんな人はね、
wikiを読むがいい。


そして観るがいい。


僕がいくら言葉を並べようが
そこに本質はないので。
観なきゃ伝わらないんですよ。
それがエンターテイメントであり
アートですから。
実際に感じないと。
肌で知るのがリアルなんですから。


この紹介の仕方、
近年稀に見る雑さですよね。
知ってます。笑
wiki読んでもよくわからないと思います。
観なきゃ伝わらない素敵さですから。
観て!まず観て!


んでね、僕が話したいのは
劇中に使われている音楽のことでして。


まずこちらを聴いてみてください。



どうですか?

素敵でしょ?
ふわーっと解放されていく感じしませんか?
映画観てない時に聴くとおそらく
「癒されるぅー、大人ぁー」
みたいな感想になんのかなと思います。
まぁそれぞれですけどね?


でもね、映画の内容や雰囲気、
映像やカット割りの"間"とかを知った後に
改めて聴くと
「はぁぁ…雨がセクシーに鳴いてる…」
とか
「荒廃した未来の音がする…」
とか
「この映画にはこの音楽しかない…っ!」
とかってなるんですよねぇ。


もうね、
こういう映像の音になってるんですよ!


これはすげぇなと思いました。
映画音楽の素晴らしさを
一番強烈に感じましたね。


映像が音楽へイメージを与えてるのか、
音楽が映像へ与えてるのか、
そもそも想像とか映像(頭の中のも含め)
ってなんなんだ⁉︎
そういうことを深く考える
キッカケにもなった音楽ですね。


僕は音楽を作る時に
頭の中で映像が浮かんで来ないと
書かないっていう風にしていましてね。
というかこれはもう無意識に
そうなってるんですけども。


言葉やサウンドが作る映像って
とても尊いものだと思っていて。
それは固有の映像だから。
その人にしか映せない映像だから。
想像力の素晴らしさと可能性を
僕は信じてるんですよ。
信じきっているんです。


だから僕の曲を聴いた時に
どんな映像を思い浮かべてもらっても
構わないんですね。
あなたが映した映像が
純度100%の正解ですから。


こういう考えでやっていると
このブレードランナーの楽曲が
いかに凄いかってことがわかるんですよ。


曲を聴くと確実に
「未来を描いた音」がするんですね。
それはわかります。
SFの曲作ってるんですから。
未来感出したいですもんね。
僕も出したいと思うしそうするはずです。


ただね、この楽曲陣は
未来のくせにノスタルジックなんですよ。
"何かを引きずってる感"があるんです。
"過去を引きずった確実な未来"が
ここでは鳴らされてるんですね。


その過去と未来の香りを
バランスよく使って
作られているのが、凄い。


そして映像ありきのものに
ここまでバシッとハマるものを
作れるってのが、凄い。


普段僕は
サウンド&言葉→映像
という提供を皆さんにしているわけで。
ある種「人頼み」なわけですよ。
全てをリスナーに
委ねてしまってるわけです。
そういうタイプのアーティストなんですね。


だから僕にとったらこれは
"異常な完成度"になるわけですよ。


サウンドが作り上げる映像の力にも
改めて気がつかされましてね。
それを改めて意識して
作詞作曲するようにもなりました。


あとね、
このブレードランナーをテーマにした
楽曲も作りてぇなぁとか
思っていたりもします。
アンドロイドの話が書けないかなぁって。
AND BOTTOMSの曲に
"プロトタイプ"って曲があるんですが
それもロボットとかアンドロイドを
主人公にした楽曲なんですけど、
今回はブレードランナーを意識して
作ってみたいなぁって。


"過去を引きずった未来サウンド"
これです。
こんな目標が生まれたりもしました。


いやぁねぇ、
ヴァンゲリス(劇中歌の作曲者)
がもう凄い人なんですよね。


いかにも凄そうでしょ?
髭の感じとか凄いやつのアレです。
多分冬になったら
サンタさんのバイトも
掛け持ちしてると思います。


そうだ、ちなみに…


この映画の"サイバーパンク"と呼ばれる
世界観の中にはこんな風に
"日本感"が多く含まれているんですね。
(この顔は多分舞子さん的なやつ)

劇中で描かれている2019年のLAは、
日本文化と日系企業に
支配されているのですが、その理由は
80年代にアメリカの経済は
日本経済に追い越されるという予想が
信じられていた為だったようなんです。

当時の日本はテレビとビデオデッキで
大変勢いがあったので、
その製造で世界を支配すると
考える人がいたり、
株式の仲介人は
日経インデックスのパフォーマンスを
気にしていたりしたんだとか。

なのでそういう未来を描いているんですね。

面白いですよね。
映画一本でここまで楽しめるんですよ。


エンターテイメントはすごい!
知識も知恵もアイデアも歴史も未来も
何もかもが詰まってますね!
遊びはバカにしたらいけません!


ということでね、
長くなっちゃいましたが
今回はブレードランナーについての
記事でした!

もっと軽い内容のブログを書きたい!
身がもたないよ!www


っでは!

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